こんにちは! サービス担当佐藤です。
今日のオートバイは、電気系統が複雑になってまして、修理の機会も
増えています。
電気は、目に見えないので難しいとは良く言われるコトですが…
川の流れのように、山から海に流れていく基本は、どんなに複雑に
なろうとも変わりません。
山側からでも、海側からでも、一つ一つ順番に診ていけば最後に答えが
見えて来るので、辛抱強くコツコツ診ていくのがイイんですよネ。
今回出会った症状もそんなカンジで、「電源が入らない」というトラブルでして。
バッテリーには十分に蓄電されているのに、メインキーをONにしても電源が
入りません。
バッテリーから、メインキーへ電流が流れる、まさに単純な川なのですが、
その間には、ヒューズやカプラなど様々なダムが待ち構えています。
途中のダムも気になりますが、まずはバッテリーから…
すると、あっさり原因発見。
バッテリー端子が腐食して、接触不良をおこしていました。接点部分を、
キレイに整えると、ちゃんと作動してくれました。
途中に寄り道しないで、端から診た為に、最短で原因にたどり着けた好例
だと思います。
そうそう、冬の間バッテリーを外していた方は、取り付けの際に、接点の状態を
確認した方がイイですよ~
接触面がツルツルならイイですが、凸凹していたら要注意です。
目に見えない電気の世界ですが、悪い部分がハッキリとわかるのも、
電装系トラブルの特徴です。
おかしいと感じたら、ご相談くださいね。